首吊り対策
精神科なので、病室では首吊り対策を行なっています。
①ロープになりそうなものを置かない
1、天井付近の配線は注意です。
コンセントコードもパネルで隠したりします。
2、カーテンを体重をかけて引っ張ったら落ちるようにする。
カーテンはカーテンレールのランナーにマジックテープでくっつけます。
これで体重をかけて強く引っ張ったら落ちるようになります。
②ロープを引っ掛ける根本の対策
1、カーテンレールを体重をかけて引っ張ったら落ちるようにする
ベッドを仕切る、吊り下げカーテンレールがあります。
これに引っ掛けられることが多いです。
そのため、ボードアンカーは使わず、ボードに直接ビス打ちをしてカーテンレールを留めています。
これで体重をかけて強く引っ張れば落ちます。
2、クレセントを逆に設置
クレセントにも引っ掛けて首を吊ろうとする人がいます。
クレセントとは、これです。
通常、レバーを上げてロックをかけると、レバーは下がりません。
しかしこれだと、ロープをかけられてしまいます。
そのため、上下逆にし、レバーを下げると鍵がかかるようにします。
これだと、レバーが上だとフリーの状態で、ロープを引っ掛けるとレバーが下がるため、首吊りが出来なくなります。
この他にも色々と対策をしていますが、今日のところはこの辺で。